マレーシア・ペナン島の特徴はなんといっても様々な文化が共存するカオスな雰囲気。その代表格が「寝釈迦仏寺院」「ビルマ寺院」が向い合せで位置するエリアです。
どちらも仏教の寺院でありながら、寝釈迦仏寺院はタイ、ビルマ寺院はミャンマーの寺院で、2つの寺院はまったく異なる風貌です。
マレーシア・ペナン島に旅行に来ているのに、タイの寺院、ミャンマーの寺院を訪問できるというなんとも不思議な体験ができました。
ペナン島の寝釈迦仏寺院
寝釈迦仏寺院の入り口。門もキラキラしていて派手です。お昼頃の訪問でしたが、観光客らしい人は少なく、地元の人々の参拝客の方が多かった印象。
寝釈迦仏(涅槃像)は現地の人々からからは「スリーピング・ブッダ」「リクライニング・ブッダ」と呼ばれています。
きらびやかな門をくぐると、タイと中国の文化が入り混じった色鮮やかな建物がむかえてくれます。日本の寺院とは色使いがまったく違います。南国の青い空とマッチしていて何枚も写真を撮ってしまいたくなる場所です。
マレーシア・ペナン島のの涅槃像はタイ、ミャンマーについで世界第三位の大きさ(全長33メートル)1958年に造られました。式内の本堂と五重の塔(パゴダ)は1990年建立。
涅槃像の裏側は納骨堂になっており、たくさんの信者の骨壺がおさめられています。
寝釈迦仏寺院は1845年イギリス統治時代、ビクトリア女王から土地を提供され1900年に建立されました。
外には4つの顔を持つ仏様が鎮座しています。それぞれのお顔に向けて手を合わせましょう。
※寺院は土足厳禁。靴をぬいで寺院を見学します。建物入口に「靴の盗難注意」の張り紙もありました。気になる方はビニール袋などに靴を入れ、下駄箱に置かずに持ち歩くとよいかと思います。
寝釈迦仏寺院(Wat Chayamangkalaram)詳細
住所 | 24 Lorong Burma Georgetown ,Penang,Malaysia |
電話番号 | +60 16-410 5115 |
参拝時間 | 6:00~17:30 |
拝観料 | 無料 |
WEB | 寝釈迦仏寺院 Wat Chayamangkalaram |
ペナン島のビルマ寺院
寝釈迦仏寺院から道路をはさんで真向いに位置しているのがビルマ寺院。数メートル離れたところに全く異なる文化の寺院があるのがペナン島っぽい。
ビルマ寺院は1803年建立のペナンでは最古の仏教寺院であり、唯一のビルマ寺院でもあります。
敷地内に入るとすぐに長い廊下(と、カメラを構える母)
廊下の突き当たりにありがたいお釈迦様がいらっしゃいました。
敷地内の建物やオブジェがビルマ風、、、とでも言うのでしょうか。何とも言えない不思議な空間です。
ガイドさんが付いたツアーだったら説明が聞けるのですが、私たちは個人で行ったので、ビルマ寺院のオブジェについてはいまだ謎のまま。(それぞれに意味はあるらしいです)
「寺院」というよりテーマパークみたいな雰囲気です。表情やポーズがいちいちおもしろおかしいw
本堂には金色の高さ10メートルほどの仏像があります。
ビルマ寺院の特徴は黄金のパゴダ。ペナン島でミャンマー気分が味わえるなんてお得です。
ダーミカラマ・ビルマ寺院(Dharmikarama Burmese Temple)詳細
住所 | 24 Lorong Burmah, GeorgTown,Penang Malaysia |
電話番号 | +60 4-226 9575 |
参拝時間 | 5:00~18:00 |
拝観料 | 無料 |
WEB | ダーミカラマ ビルマ寺院Dharmikarama Burmese Temple |
寝釈迦仏寺院とビルマ寺院への行き方
タクシー・Uber
ジョージタウン中心からは車で10分ほど。
バス
コムタのバスターミナルから101,102,103,104番のバスに乗り10分前後。
路線についてはこちら⇒rapid penang
現地オプショナルツアーに参加
日本語ガイド付きで効率よく観光地を周りたい方はオプショナルツアーに参加する方法が便利です。自分たちで目的地まで行くより割高になりますが、交通機関のことや時間配分などを気にしなくてもいいのは楽ちんです。
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