PR

【バリ島・サヌール】女性の一人旅におすすめ! 朝日が美しい海辺の街

バリ島
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

きっかけは、友人からのこんな何気ない言葉でした。

 

「バリ島のサヌールは朝日がこの世のものとは思えないほど美しい、嫌なことがどうでもよくなる」

 

その時、私にしては珍しく、何に対しても「もうやだ」という感情しかなくて、仕事も人間関係も海外で暮らすということも大好きなパートナーのことも、全部投げ出したい気持ちで、なんというか「やさぐれていた」時期だったんですよね。

 

30代、40代の働く女性は多かれ少なかれ、自分の環境や人間関係、積み上げてきたキャリアを投げ捨てて、どこかに逃亡してしまいたいことってあるんじゃないでしょうか。

 

私は友人の言葉に促され、無計画でバリ島のサヌールという海辺の街にこもりました。海の近くの安宿を予約して、サヌールの街のメインストリート、裏通り、海辺の遊歩道を散歩ばかりしていてた1週間。

 

早起きして日の出を眺め、昼間は気の向くままあちこち散策し、夜はとっとと寝る。そんな時間を過ごしているうちに、気力体力がどんどんみなぎってきます。

 

バリ島にはクタやスミニャックといった賑やかなビーチリゾートもありますが、年齢を重ねた女性にはサヌールのような穏やかな場所が癒しをもたらします。

 

疲れてしまった日本の女性たちに本気でおすすめするサヌールの過ごし方について、画像たっぷりでご提案させていただきますね。

スポンサーリンク

サヌールの朝日でセロトニンが大放出

朝日を浴びることで、脳内物質のセロトニン(別名:幸福物質)が生成されます。日の出を見ることで、なんだか清々しい気分になるのはセロトニンのおかげと言われています。

 

サヌールは東側に位置する街なので、夕日は見ることができませんが、朝日がとても綺麗です。日の出時間を前日に調べて、海沿いで朝日を待つことから1日を始めると、セロトニン効果が続くのか1日中とても気分が良いです。

 

鬱々とした気分がいっきに吹き飛んでしまうサヌールの朝日は何か特別な力が宿っているような気がしてなりません。

日の出が近づくと、周りの雲がピンクに染まります。空の風景が海に映り、まるで絵画のような幻想的な景色が広がります。

 

言葉でも写真でも伝わらないので、この景色をどう説明していいのかわかりません。「幸福感に包まれる」というぼんやりとした言葉しか思いつかない。

 

周囲のバイクの音、地元の人々の声、波の音がまじりあい、ありふれた日常の「音」が美しい音楽を奏でているような幻聴の瞬間ができあがってしまう、そんな景色。

朝日が昇り切ってしまうと、すっかりお腹が空いていることに気づきます。市場で果物を買って、ホテルで朝ごはんにしよう、とチャリンコを走らせます。

 

バリ島のホテルはほとんどが朝ごはん付ですが、果物が食べたくて毎朝パサール・シンドゥ(シンドゥ市場)に行きました。バナナやマンゴスチン、バリスイーツを買ってホテルに戻ります。ホテルの朝ごはんと一緒にいただきました。

スポンサーリンク

サヌールビーチ、海沿いの散歩

海沿いの遊歩道。サヌールは定年後の移住先としても人気の街で、西洋人の老夫婦とすれ違うことがよくありました。10時過ぎからどんどん気温が上がるので、何度もカフェやベンチで休憩しながら歩きました。

 

遊歩道やビーチ沿いにはたくさんのカフェやレストランがあります。きんきんに冷えた飲み物を飲みながら、すわり心地の良いソファに座って海を眺めます。最高。

 

地元のお祭りに遭遇しました。信心深いバリ人たちは平日の昼間でも仕事より宗教行事を優先。そんな社会でも成り立つのだから、日本人の私たちにだって仕事より大切なことがあるはずです。仕事は生活の一部であってすべてじゃない。

 

雑貨や絵画を売っているお店もあちこちに。海からの風と竹がぶつかり合う音が心地良い。特別なことをしなくても、歩いているだけでいいんです。

スポンサーリンク

サヌール・街歩き

ホテルの前で子どもたちが凧揚げをしていました。学校は?と聞くと、「遊ぶ方が楽しい」とのこと。(私のインドネシア語が正しければ)うん、そうだよね。私も働くより遊んでいたい。「学校」も「仕事」も嫌ならさぼっちゃえばいいんだ。

 

メインストリートのタンブリンガン通りには観光者向けのお店が多く、スターバックスを見つけてついつい入ってしまいました。バリ島の物価を考えればあきらかに割高のカフェラテを解放感溢れるテラス席で飲みました。

 

メインストリートから1本裏に入ると、そこには地元の人々の生活が垣間見える風景。賑やかな観光地を慌ただしく見て周るより、そこに住む人たちの生活の息吹を感じるのが旅の醍醐味。

 

夕方、ナイトマーケットに屋台を運ぶお父さんたち。朝、果物を買ったシンドゥ市場は夜は食べ物の屋台が並びます。おいしいバリごはんがお安く食べれるんです。

 

お祭りに向かうご夫婦。バリ人の日常と観光地が上手い具合に融合しているサヌールの雰囲気が大好きです。

 

前を歩くバリ人夫婦に怪しまれないように尾行してみたら、たどり着いた祭り会場。男性たちが忙しそうに準備をしていました。滞在中、大小さまざまなお祭りを見かけました。神々の住む島・バリ島ならではの風景です。

 

裏路地でも子どもたちが夢中で凧揚げをしていました。スマホで遊ぶより、凧揚げの方が楽しいよね。この子たちと私は赤の他人だけど、このまま健やかに育ってほしいな、と思いました。

スポンサーリンク

一人旅のホテル選び

一人旅の宿泊先の条件は必ずプールがあること。泳ぎはしませんが、プールサイドでぼーっとする時間が好きです。利用客が多いと落ち着かないので、こじんまりとしたプールのあるホテルを探します。

 

朝からご飯を食べるために外出するのは面倒くさいので、朝ごはん付のホテルで、朝ごはん会場は大きなところだと人がいっぱいいるから、ホテル自体も小さいところがいいですね。

 

「Family Friendly」(意訳すると、「お子様連れ歓迎」)を売りにしているホテルは瞬時に候補から外します。旅の間は静かに過ごしたいんです。

 

旅行の手配は全部ネットで済ませています。一人旅なら個人手配の方が安く済みますし、家でのんびりとホテルサイトを見ながら、あーでもない、こーでもないと考える時間も楽しいんです。

 

スポンサーリンク

まとめ

バリ島は「神々が棲む島」と呼ばれています。島全体がパワースポットで、何にもせずにバリ島にいるだけで、気持ちがどんどん浄化していく感覚があります。

 

バリ島にはたくさんのビーチリゾートがありますが、その中でもちょっと地味めなサヌールの街。これといった観光地はありません。

 

しかし、朝日、街の風景、海辺の遊歩道、これだけを体験するためだけにサヌールに来る意義はあるんです。旅行のワクワク感というより、「ここに住みたい」という思いの方が大きくて、西洋人の老夫婦がこぞって移住先にサヌールを選ぶ理由がよくわかります。

 

仕事で疲れたら、サヌールで一休み。そんなルーティーンをあなたの暮らしの中に組み込んでほしいなと思います。

 

バリ島のデンパサール空港に降り立ったとたん、肌に感じる熱気、男たちが吸うガラムの香り、タクシーの呼び込みの声、私は想像するだけでも血が騒ぎます。

 

それほどバリ島で過ごす時間が好きです。