バリ島・サヌールに滞在していれば必ず見かける緑色の車「ベモ」は地元民の移動手段として利用されています。
乗り合いバスみたいなものですが、バス停はありません。走っているベモを見つけたら手を挙げて呼び、行き先を告げる、というシステムなんです。
観光客には少々敷居が高そうなベモですが、乗り方を覚えてしまえばメインストリートのダナウ・タンブリンガンの移動はとても便利になるので、サヌールに滞在の際はぜひ利用してみてくださいね。
バリ島の庶民の足「ベモ」(Bemo)の車内なこんな感じ
サヌールのメインストリート「ダナウ・タンブリンガン」の南北を往復する庶民の足「ベモ」深緑の古めかしい車が走っているのがサヌール名物の景色なんですよね。
ベモは時刻表も決まったルートもバス停もない、もちろん決まった料金もありません。自由奔放な乗り物なんです。
ベモはその外見と同じくかなり歴史を感じる車内となっています。見かけはボロボロですが運転手さんは意外と安全運転。
乗り心地は悪いけどダナウ・タンブリンガン通りの短距離の移動なのでそこまで気にならないかな。
ドアは開けっ放し、、、、もちろん車内にクーラーなんて贅沢なものはありませんよ。
初めてのベモにテンションが上がり写真を撮りまくる母。地元の人には当たり前の乗り合いバスですが外国人観光客にとってはちょっとしたアクティビティですよね。
3人での移動ならベモとタクシーとそう値段は変わりませんが、ベモに乗ったという経験も旅のお土産話となります。
ベモの乗り方・料金の目安
ベモの乗り方
サヌールのタンブリンガン通りではベモが観光客らしき人を見つけるとクラクションを鳴らしてアピールします。(ハイアット前の道路でもタクシーとまじってベモも停車していることもあり)
ベモの乗り方の手順は、
①手をあげる、「おいでおいで」のジェスチャーをするなどしてベモを止めます。
②運転手に行きたい場所を告げる、もしくは降りたい場所で「ストップ」と言います。
③支払い。
料金の目安
乗車する前に「●●まで行きたい。いくらですか?」と聞いてもいいのですが、相手が観光客とわかるとふっかけてくる人もいます。
私の場合は、何も聞かずに乗り込んで降りるときに3000ルピア(約23円)細かいのがなければ5000ルピア(約38円)を渡しています。
今回の旅行では両親と私の3人で、ハイアットホテル当たりからハルディス(スーパーマーケット)まで10000ルピア(約77円)を払いました。
ちなみにブルーバードタクシーの初乗りが7000ルピアなので、人数が3~4人だったらベモよりタクシーのほうが安いケースもあります。