母、叔母、私、私のマレーシア人パートナーで訪れたマレーシア・ペナン島の名物「ウォールアート(壁画アート)」について紹介します。
マレーシア・ペナン島の中心、ジョージタウンは2008年に街全体がユネスコ世界遺産に登録されました。イ
ギリス植民地時代の面影を色濃く残しつつ、多民族が共存するジョージタウンの見どころの1つとして街中に点在する「壁画アート」「針金アート」
ジョージタウンの街中に50ヵ所以上ある壁画アートを歩いて周るのは至難の業、、、、ということで、私たちはトライショー(人力車)を利用して、主要なアート作品を見て周りました。
世界遺産・ジョージタウンの壁画アートのある風景
ジョージタウンの街中にはさまざまな壁画アートがあちこちにあります。ペナンの生活の風景を描いたものや、動物、人気アニメのキャラクターなどさまざまです。
ついつい、壁画に描かれた人物と一緒に写真を撮りたくなるものばかり。
なんの変哲もないストリートに突如と現れるウォールアート。だからジョージタウンの街歩きは楽しい。
壁画アートは「見ている人も参加できる」 ブランコやバイクに乗って、ぜひ写真をとってみてくださいね。
かわいいネコがドアからこちらを眺めています。路地裏にもたくさんのアートが点在しているので、街全体が美術館のよう。
壁画アートだけでなく「針金アート」も見逃せません。ワイヤーで描かれたアートもコミカルでおもしろい。
お店のドアもワイヤーアートで飾られたものがたくさんありました。
道路の隅っこにたたずんでいたワイヤーアートのネコ。このようなオブジェが街になじんでいます。
ジョージタウン・壁画アートの楽しみ方
ジョージタウンのウォールアートの特徴は絵と実物が一体化しているところ。なので、自分もアートの一部として、物語や世界観に参加できてしまうのです。
たとえば、こちら。「背伸びしてミカンを取ろうとしている男の子を手伝ってあげている私の母」
「マリリン・モンローと一緒に座る母」(ミスタービーンやベートーベンといった著名人の壁画もありますよ~)
ジョージタウンの壁画アートの場所は?
マレーシア政府観光局のウェブサイトにジョージタウンの街中の壁がアートの場所が記してある地図をダウンロードすることができます。また、現地のインフォメーションセンターでも観光マップをもらうこともできます。
地図を片手にジョージタウンを散策しながら壁画アート、針金アートを探すのも楽しそうですね。
私たちは1時間半で効率よく、ジョージタウンの見所を周ってくれるトライショーを利用しました。
時間があまりない方や、暑いのが苦手な方、足腰に自信がない方は、トライショーがおすすめです。
ペナン島・ジョージタウンのトライショーの料金と所要時間
トライショーとは後部座席に2人乗れる3輪自転車。
ペナン島・ジョージタウンでは徒歩での散策は時間もかかり、暑さで体力も奪われる、かといって車だと渋滞にはまるし、小まわりがきかない、、
そこで、トライショーの出番です。渋滞している車の脇をすいすいと進み、写真を撮っておきたい壁画アートの前で運転手さんが止まってくれるので、かなり効率よく市内観光ができました。
トライショーの運転手のおっちゃんは、「ここではこうやって写真を撮ってごらん」と撮影のアドバイスをくれました。私たちをあせらせることなく、気が済むまで写真撮影をさせてくれますよ。
トライショーの料金・所要時間
料金:40~45リンギット
所要時間:1時間30分
トライショーの乗り方:街中の客待ちをしている運転手さんに声をかけて乗せてもいます。私たちはショッピングセンターの入り口でトライショーを捕まえました。
確実にトライショーに乗りたい、ホテルまでの送迎もしてほしい、という方は事前に現地オプショナルツアーにお申込みしておくことをお勧めします。
まとめ
ジョージタウンのストリートアートはリトアニア人アーティスト、アーネスト・ザハレヴィック氏が2012年からジョージタウンに壁画を描いたのが始まりとのこと。
人気のある壁画の前には写真撮影のための行列ができるらしいのですが、私たちが行ったときは行列に並ぶことなく、到着後すぐに写真をとることができました。
インスタ用のフォトジェニックな写真を撮るにはうってつけの場所。
昼と夜とでまた違った表情を見せるジョージタウンのストリートアート。これだけを目的にペナン旅行を計画してもいいんじゃないかってくらい見ごたえ抜群。
ストリートアートが不思議と多文化の雰囲気になじんでいて、ジョージタウンならではの街並みを楽しめますよ。